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臨床検査技師からの転職は難しい?〜実際に病院で働く臨床検査技師が答えます〜

こんにちは!こう(@k0_kara)です!

今日は臨床検査技師からの転職のことをお話ししたいと思います!

はじめに

私は臨床検査技師として働き始めて、もうすぐで丸3年になります。

(丸4年が経ちました。 追記: 2020年5月8日)

社会人になってから時の流れの早さにびっくりしまくってます。

一応、現状ではなんとか仕事しているんですが、正直不満を持ちつつ働いています。

社会人になったばかりの人はみんなそういうもんなんでしょうかね・・・

僕自身いろいろ不満に感じ、転職活動をした経験もあります。

転職活動で学んだことを少しでもアプトプットしたいと思います。

臨床検査技師の転職は難しい?

まず最初に言っておきたいことは、臨床検査技師の転職は比較的難しいということです!!

同じ医療業界で比較すると、看護師さんは常に人手不足と言われているので、基本どの地域でも需要はありますね!

おそらく看護師さんで就活や転職活動でかなり苦労した、、という方は少ないんじゃないでしょうか。

それに比べ臨床検査技師は、以下の3つの理由から就職、転職活動は難しい傾向にあります。

①そもそも採用人数が少ない

臨床検査技師はそもそもの分母が少ないです。

例えば1000床を超える規模病院でも臨床検査技師の数は40~50人という現状です。

私が今いる施設もそんな感じですが、正直人数は足りていないです。

足りてませんが、採用人数は病院で決められているので、どうしようもありません(つд⊂)

ある程度の規模の一般企業ですと、毎年100人単位で新入社員を採用しますが、臨床検査技師はせいぜい2~3人取れば多い方なんです。。。

3~5年以上新入社員の採用がない病院もザラにあります。

ですので、けっこう狭き門であることは間違いありません。

②能力の差を表現しにくい

これは僕の意見ですが、例えば営業職の転職では、

サラリーマン

前の会社では月○○万円売り上げました!!

など具体的な数値を上げ自分をアピールすることができます。

一方で臨床検査技師の場合、実績を作るのにかなりの時間を有するため、3、4年目とかの検査技師が他の人との差をアピールするのはなかなか困難です。

一応、資格の取得や学会発表をアピールすることはできますが、3年目くらいで取得できる資格は、そこまで大きな価値にはなりません。
*もちろん何もないよりはあった方が絶対いいので、転職を考えている若手検査技師は、アピールのために何かしらの実績は持っておくべきです!

例えば、僕は今微生物検査を担当していますが、転職活動で優遇されるとしたら「認定臨床微生物検査技師」の資格です。

ただその資格の取得試験を受けるのにそもそも5年の勤務経験が必要なので、若手検査技師には受ける権利すらありません。

なので僕のように3、4年目での転職活動でアピールできるのは正直若さやる気だけになります(笑)

しかし、実際若さはかなりの武器になるので、転職を考えているならできるだけ早めの方が有利ですよ!!

③転職の場合、条件付きであることが多い

中途採用の求人はボチボチ出ていますが、半数以上は何かしらの経験(多くはエコーの経験)が応募条件になっていることが多いです。

ただ単に臨床検査技師経験があれば良いと言う求人は少なく、スキルを求められます。

スキルといっても、どの分野のスキルでもいいと言う訳ではなく、

例えば生化学検査を10年間きっちりやるよりも、1年間エコー検査をやった方が転職には強いです!!

しかし当たり前ですが、いろんな分野の仕事があるので全員がエコースキルを身につけるのは難しいです。

転職で活かせないスキルしか身に付かず、ずっと同じ施設に居続けることを余儀なくされる検査技師も多いと思います。

臨床検査技師の転職先

次に臨床検査技師の転職先ですが、臨床検査技師本来の仕事をしたいのであれば、働き口は

  • 病院
  • 検査センター
  • 検診センター

などがあります。

病院でもいろいろあって規模の違いもあれば、運営してる機関の違いもあります。

もちろん例外はありますが、一般的に福利厚生を重視するなら大規模病院、自由を求めるなら個人経営の病院をオススメします!!

検査センターはほぼ流れ作業だとよく耳にしますので、検査技師としての成長は少し乏しいかなという印象です🤔

といっても実際検査センターで働いたことがあるわけではないので、勝手なイメージですので参考程度に思っといてください(笑)

病院で働いてみてなんか合わなかったって人の転職先にはいいかもしれませんね!!


もし臨床検査技師本来の仕事はもう嫌!けど資格取ったし、資格は活かしたい!なんて人もいるかと思います!

ちなみに僕はそうでした。

そのような方に一度検討してもらいたい仕事がこちら

  • 治験コーディネーター(CRC)
  • 臨床開発モニター(CRA)

これらはいろんな背景を持つ方が就いている仕事で、臨床検査技師からCRC、CRAになる人も最近では多いようです!

ちなみに僕も最初の転職活動で目指したのは、臨床開発モニター(CRA)でした!

市場価値を高めるために

どんな職種でも転職活動をする上で“市場価値”というのは大事になってきます。

しかしながら、先程も述べたように臨床検査技師としてスキルを身につけるのは時間がかかることが多く、2~3年で市場価値を高めることはなかなか難しいという現状です。

医療職はもちろんノルマなどはないので、余程の不祥事を起こさない限りクビになることはありません。

悲しいですが、なんとなく過ごしても成り立ってしまう仕事の一つであります。

なので大したことない臨床検査技師が多いのも事実です。

実際僕の施設でも、口だけ立派な上司はいます。

学生の方は社会に出たら必ず思います。

“大人は思っていたより子供だな”

いろんな意味でそう感じました。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、市場価値を高めるために何をすればいいのかについてですが、我々新人検査技師にできることは少ないです。

僕がオススメするのは

特に制限がない資格に挑戦する

2年目とかで取れる資格といえば“緊急検査士”という資格ですかね。

僕も取得しましたが、普通に知識があって勉強してたら落ちる試験ではありません。

自分の実力試しのためにも挑戦して欲しいです。

若いうちから資格取得にチャレンジすることは、転職活動の上でも強みになると思いますしね!!

資格の取得を例に上げましたが、言いたかったことは

目標を持って何かに取り組むこと

です。

先程も言いましたが、医療職、特に臨床検査技師は目標を見失いやすい職種だと僕は思っています。

営業のように毎月ノルマを達成しなければならないのもしんどいと思いますが、目指すものがないのもけっこうしんどいですよ。

自分で努力しないと、市場価値は上がりませんし、対して歳だけとっていきますからね。。。

市場価値を上げるのは努力は必須ですし、努力するためには個人の頑張りももちろん必要ですが、周りの環境もかなり大事です。

今いる環境が自分にとっていい環境かどうか判断してください。

そうでない場合、転職を視野に入れるのも一つの手です。

おわりに

今回は臨床検査技師の転職について述べさせていただきました。

なかなか難しい!というのが僕の意見です。

けどもし自分の施設に不満があるなら、早めに動くことをオススメします。

医療職の人はビビリ体質な人が多いイメージですので

(その話はこちら↓)

医療職の人が副業に手を出しにくい3つの理由 こんにちわ!こう(@k0_kara)です! 今日は医療職の人が副業に手を出しにくい理由についてお話ししたいと思います! ...

周りに合わせる必要はありませんからね!!

僕自身ほんとに今迷走中で何がしたいんだろうと毎日自分と葛藤しています(笑)

けどこのように考えることが絶対大事なことだと思います。

臨床検査技師は安定した仕事ですが、その安定に甘えるのはダメだと僕は思います!

広い視野を持って人生楽しみましょうヽ(・∀・)ノ

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こう
こんにちは!こうです! 現在26歳で臨床検査技師という仕事をしながら七転び八起き精神でいろんなことにチャレンジしています。 挑戦してきた体験記や、臨床検査技師について、その他誰かの役に立てる情報を発信していきたいと思っています。