こんにちわ!こう(@k0_kara)です!
先日、医療職に就いてる人の転職の難しさについてお話しさせてもらいました。
実際僕も転職活動をしたことがあり、今回その話をしたいと思います。
(全部で3部作となってます笑 追記:2020年5月7日)
SNSを見ていても、現状に不満を持ち、転職したい!と思っている方がたくさんいると感じましたので、そのような方々の参考になれば嬉しいです🙄
はじめに
転職は、誰もが一度は考えるのではないでしょうか?
昔の人はよく “石の上にも三年” のような “我慢して働く美学” を語る傾向があります。
確かにちょっと気にくわないことがあって、すぐ辞めてたらどんな仕事も続かないとは思います。
しかし、ストレスを抱えすぎて鬱になったり、精神的に病んだりして、働けなくなったら元も子もありませんよね。
そうなる前に辞めるべきですし、最近では世間も転職に対して寛容になってきましたので、合わないなら積極的に転職活動をするべきです。
転職を決意した理由
転職を決意した理由は
①噂話や悪口が日常茶飯事の空間がしんどかったから
②無駄だと感じる時間が多かったから
③成長できる環境ではなかったから
①は閉鎖的な空間で働く臨床検査技師あるあるかもしれませんね😓
いつ自分が悪口の標的になるかわかりませんし
仕方なく話を聞いていましたが、なかなかしんどい空間でした。
②は①と繋がりますが
つまらない悪口を聞いていると
帰るのが20時とか21時になる日もあり、すごく時間を無駄にしている気がしました😕
悪口を聞いてる2、3時間を勉強や趣味に使いたいと思いました。
③はうちの施設だけかもしれませんが
お気に入りの部下にしか仕事を教えない上司が多すぎて困りました。
まぁ僕が、上司に好かれるように努力すべきなのかもしれませんが、
自分を偽り続けて仕事をするのもしんどくなるなぁ〜と思ってその努力は辞めました。
上記の3つの理由から、仕事に対するモチベーションも下がり、少し逃げるような形で転職活動をすることを決めました。
転職先の選択
転職を決意したはいいものの、どこに転職しようかと考えていました。
普通に考えると、臨床検査技師の転職先は他施設の病院や、検査センターが一般的です。
ただ僕はこの時、臨床検査技師そのものが嫌になっていました。
閉鎖空間で仕事をしている我々臨床検査技師は、控えめに言っても
“癖が強い人”が多い気がします。
病院や検査センターに転職しても、また同じ環境が続きそう・・・
そう感じて、自分の中で臨床検査技師として働くことは選択肢から消えました。
ただ可能なら“資格を活かしたい”と思いました。
当時、臨床検査技師の資格を活かせる仕事を探したところ、ヒットしたのは
- 治験コーディネーター(CRC)
- 臨床開発モニター(CRA)
- アプリケーションスペシャリスト
この辺の情報が多かったです。
それぞれの仕事内容などを詳しく調べ、待遇の面、立場の面、やりがいを踏まえた結果、臨床開発モニター(CRA)を志すようになりました!
CRAへの転職活動で苦労したこと
今回、CRAへの転職活動を行い大きく分けて3つ苦労してことがありました!
①そもそもの就活経験がない
CRAは病院ではなく企業就職になります。
僕もそうですが、臨床検査技師で病院勤務している人は一般的な就職活動をしていないことが多く、まず就活の難しさにびっくりしました。
まず書類審査は、正直病院だとほぼほぼ受かるイメージですが、企業となると、受ける人数も多いことからかなり足切りされるようです。
臨床検査技師や看護師になった方々は恐らく、ES(エントリーシート)など書いたことないでしょうし、事前のWEBテストなど受けたことないでしょう🤔
普通の企業に就職された方からしたら当たり前のことだと思いますが、我々医療職に就いてる者は初めての経験で何もわからないのです。。。
またGD(グループディスカッション)も人前でするのは初めての経験でテンパりまくりました。
②臨床検査技師のバックグラウンドを持つCRAは少ない
以下の画像を見てもらえたらわかりますが、CRAとして働いている人のバックグラウンドは、薬剤師さんだったり、生命科学系の学部を卒業している人が多く、臨床検査技師の人は比較的少ないんです🤔

それに比べ、CRCは臨床検査技師のバックグラウンドを持つ人も多いようで、検査技師のバックグラウンドでCRAを目指すなら、一旦CRCを経験すべきとの声もあります。
キャリアアドバイザーの方に相談しても、とりあえずCRCを目指してみては?と言われることが多かったのですが、当時の僕はとにかく“給料が下がるのが嫌だった”のと、“CRCはCRAに比べ立場が弱い”と聞いていたので、CRCを目指したいという気持ちにはなりませんでした。
今考えると、そこまでCRAへの志望度は高くなかったのかなとも思いますね🤔本当になりたかったら、CRCになってからでも目指すでしょうし。
臨床検査技師→CRAは狭き門であることを実感しました😭
③そもそものスペックが高くないと必要とされない
CRAになる人たちはそもそもスペックが高い人が多いです🤔
僕の知り合いのCRAもそうですが、大学院卒で英語がペラペラだったりします。
求人を見ると、大卒は当たり前で、「TOEIC700点以上」などの条件が課されている企業も多く、なかなかのハイスペを求められます。
普通の臨床検査技師では到底不可能ですね😂
CRAに転職した臨床検査技師の人もいますが、かなりのハイスペックの持ち主であったことが想像できます。
転職活動の結果
今回の結果を報告します。
応募:7社
一次選考(書類選考)通過:3社
二次選考(面接)通過:0社
CRAへの転職は叶いませんでした。
僕は大卒ではありますが、特別CRAに活かすことのできるスキルも持っておらず、アピールポイントが少なかったことが原因だと考えています。
気になった企業は全て受け、内定はもらえなかったので、ひとまず転職活動は休止することにしました。
転職活動後の心境の変化
今回の転職活動では、自分なりに努力しましたが、期待した結果を得ることはできませんでした。
ただ僕は転職活動をして本当に良かったと思っています。
普段、閉鎖的な空間で仕事をしていては決して経験することができないことを経験することができました。
人から評価されるという環境がすごく新鮮でした。
面接で指摘された点を自分で改善点を見つけ、次に活かそうとしました。
うまく表現できませんが、一歩ずつだけど成長している自分を感じることができたんです!
結果だけ見ると、どこからも内定をもらうことができませんでしたし、転職活動は失敗に終わりました。
ただ、転職活動を通じ、確実に成長することはできたと思います。
以前、僕がSNSでフォローしている方が言っていました。
「転職活動は結果と同じくらい過程も大事」
その意味が少しわかった気がします。
落ちた立場で言い訳にしか聞こえないかもしれませんが、僕は今回の結果をとてもポジティブに捉えてますし、転職活動してよかったと心から思っています。
転職活動後、もちろん同じ病院で勤務しています。
ちょっと腑に落ちないことも多々ありますが、上手く上司と付き合っていきために少しづつ態度を改めてますので、今のところは以前よりかはマシな環境で働いています。
ただ、臨床検査技師としてこの病院で生涯を過ごすかどうかはわかりません。
この先何が起こるかもわかりませんしね。
とりあえず僕は“挑戦する気持ち”は常に持っていたいと思います!
静かに働いてたら、毎月まぁまぁの給料が入ってくる状況ではありますが、それに甘えず、自分が興味が湧いたことには、積極的に取り組んでいきたいと思っています!
おわりに
今回は、自分が転職活動したということの備忘録的な感じで書かせていただきました!(笑)
読んでいただきありがとうございました!!
part2もお楽しみに!!